IGNが毎週行っているDestinyのラジオ番組にDeeJと鉄の章エグゼクティブプロデューサーのScottが参加し40分にも及ぶインタビューを敢行したので翻訳しました。
鉄の章のおさらい
Scott:鉄の章はサラディン卿が主役の鉄の豪傑のストーリー。
2年も同じ性能だったトリップマインの弱体化したのはなぜか?
DeeJ:サンドボックスチームがその件について解説したが、改めて説明するとバランスを取るため。 何か弱い物があれば強化をし、それしか使われないほど強いものがあれば調整してバランスを取る。今まではガンスリハンターを見るとほぼ必ずトリップマインを投げていた。Bungieは内部から全てのデータを読み取れトリップマインはその中でも偏りが大きかった。
DeeJ:鉄の章では新たなPvPマップとルールが追加される。
Scott:鉄の章はサイズ的には狼DLCと邪神DLCの間のサイズ。
Bungieの開発テストプロセスをコミュニティに語ってもらえる?
DeeJ:Bungie内ではDestinyが発売されるまでテスターは全員同じフロアに集められていたが、現在は当時よりスタジオの規模が大きくなった事でテスターもフロア中に散らばり、サンドボックスやライブチームなど各チームのデスクの隣にそれぞれ専用のテスターチームが配置されより、開発の意図がテスターに理解されテストの質が向上するようになっている。
Scott:将来的な新宗教の話については何度もしているが鉄の章で新宗教追加はない。
鉄の豪傑達のストーリーは文字で語られる?それとも動画?
Scott:鉄の豪傑達はガーディアンが存在する前から人類を守護していた存在。鉄の章は鉄の豪傑の運命を語るストーリーであり、今までのストーリーと違いシネマティックムービーを多用して語られる。
鉄の章でレベルは上がる?
DeeJ:鉄の章で光レベルは上昇するが基本レベルは40から上昇しない。4月の更新の様に鉄の章はレイドだけでなく様々な方法で最大光値まで到達出来る。
Scott:鉄の章はTTKから時間が経った話なのでコスモドロームには雪が積もっている。TTK実装時もセピックスプライムの残骸があったように時間の経過を認識出来るようにした。ただし現在の雪が積もる前のコスモドロームにもアクセス出来る。災いの地を選ぶと鉄の章仕様の地球に、従来の地球を選ぶと今までの地球にアクセス出来る。
グリモアは今後もゲーム内で閲覧できないのか?
Scott:ゲーム内では装備の詳細画面やクエスト、ストーリーなどで世界観を補完している。
なぜコレクターズ・エディションはないのか?
DeeJ:既に多くのDestiny関連グッズが生まれた為。 グッズが欲しい人はぜひBungieストアのラインナップを見て頂きたい。 鉄のギャラルホルンは予約特典。Bungieストアにはギャラルホルンシャツやタンクトップもある。
旧世代機切り捨てで倉庫に変化はある?
DeeJ:倉庫の拡張については夏のお披露目で語る。
なぜE3に鉄の章の試遊がないのか?
DeeJ:E3で鉄の章を展示しなかったのはまだ先週にお披露目配信をしたが、まだまだ知らない人が多いから今回は宣伝に専念したから。
この番組内でしか明かせないことを話してもらえる?
Scott:明らかにしたかった自分と秘密のままにしておきたかったPRチームとで揉めた上で初めて明かすが、1年目の終わりにも実装し限定エンブレムとシェーダーが貰えた「勝利の瞬間」を2年目にも実装する。近年は恒例となった7/7のBungieデーに公開で今回はゲーム内から進捗を確認出来る。報酬などの詳細は7/7に明かす。
新レイドは鉄の章の実装時からプレイ可能?
DeeJ:鉄の章にレイドはあるがまだいつから始まるかは明かさない。(Scottはまだ話し合っていないよな?と口を滑らす。)
今後のお披露目予定は?
DeeJ:鉄の章に向けてまたTwitchでのお披露目を計画している。
SRLは帰ってくる?
DeeJ:SRLがまた開催されるかは話し合っているが未定。評価自体はとても良かった。イベントを計画するLiveチームは現在3年目以降のイベントをSRLを含めどうするかに専念している。
旧世代機に今後アップデートはある?
Scott:ない。旧世代機は鉄の章以降も邪神までのコンテンツはプレイできるが、我々は今後は現行機に専念するので旧世代機には一切のアップデートはない。
DeeJ:旧世代機からの移行をスムーズに行えるシステムと記事の作成には現在注力しており8月にはお披露目出来ると思う。
PC版は?
DeeJ:PC版Destinyは現時点では計画していないが切望する意見はよく目にしている。ただ自分一人でゲームを開発しているわけでないので、この声がもっと大きくなりより多くのBungieスタッフの目に留まれば可能性はあるかもしれない。
E3で気になった事は?
Scott:バットマンのVR。今回は宣伝に専念していたのでフロアを見て回る時間がなかったが、全てを差し置いてでもあれはチェックした。 IGNはもっと情報を持っているんでしょ? この番組の収録が終わったらどうだったか教えてくれる?
DeeJ:自分はシューターゲームが好きだが同時にフライトシミュレーターも好き。そんな自分にCoDの新作の宇宙空間はそそられるものがあった。 それとE3そのものについて。 自分がまだ1ゲーマーだった頃はE3は謎に包まれた城のようなものだった。一般のゲーマーにとってはまだ似たようなものかもしれないが、入場バッジを持っていない人でもTwitchやINGなどのライブ配信のおかげでグッと近づけるようになったと思う。 これは素晴らしいことだ。
最後に一緒にお別れの台詞を決めてくれる?
それではまた次の機会まで、ガーディアンズアウト
参照元: YouTube